久しぶりにふにゅるか
東京大学2012年度の文系第一問の問題です
これはまさに使ってくれと言わんばかりの
東大ではほんま出まくる典型的な処理で
『逆手流』
や
『逆像法』
など言われてるやつ
オレは
『だから僕は独立変数と従属変数に同値変形して文字消去する』
と言っています
ながすぎるわ!
関連→同値変形による式や条件の処理の仕方(東大対策)
[問題]

座標平面上の点(x,y)が次の方程式を満たす
2x^2+4xy+3y^2+4x+5y-4=0
このとき,xのとりうる最大の値を求めよ
[解答と解説]
よっしゃ、これはxをyであらわして微分やな

xについて解いて
x={(-2y-2)±√(-2y^2-2y+12)}/2
これを微分して
dx/dy=-1±(-4y-2)/4√(-2y^2-2y+12)
…
17分後…

コーラのふりかけあいになります
『だから僕は独立変数と従属変数に同値変形して文字消去する』
を知らないとコーラのふりかけあいになるわけです。
と言うことで
『だから僕は独立変数と従属変数に同値変形して文字消去する』
を使いたいと思います
これはxの範囲が欲しいのでy必要ありません
yを消去したらええねん。
yを消すときって
y=…
の形にしたやんな
だから
yが決まればxが決まる
と考えるのではなく
xが決まればyが決まる
と考えてyで整理するねん

3y^2+(5y+4x)y+2x^2+4x-4=0
こうやってyについて整理すると
y=(-5-4x)±√(-8x^2-8x+73)/6
って解くようなもんです
そしたらxの定義域は
-8x^2-8x+73≧0
つまり判別式が0以上であればええわけやな

そうすると
その定義域に応じてxが決まればyが1つや2つと言うように何個が決まるかもしれんけど
1つ以上は出てくるやんな
x=x1と入れてy1,y2…ってyが何個が出てきても
そのうちの1つy=y1とか入れれば、
元のx=x1の値は出てくるはずやな
つまり
-8x^2-8x+73≧0
であればさえあればyは勝手に存在するから、yのことについては考えなくてよくなるねん。
これが
『だから僕は独立変数と従属変数に同値変形して文字消去する』
です
もうええわ!
とりあえず仕上げよか

yが存在するようなxの範囲は判別式Dとして
D=(5+4x)^2-4・3(2x^2+4x-4)≧0
これを解いて
(-2-5√6)/4≦x≦(-2+5√6)/4
で最大値は(-2+5√6)/4
最小値は(-2-5√6)/4
ちなみに最初やった微分でも出来なくもないです。
と言うより理系なら、これくらいの処理は出来た方がええやろな。
参考に載せておくと



後は面倒臭いから画像を見といてください
東京大学の入試の数学の過去問の解説
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